こんにちは、よこよこです。
いきなり団子、作りました。
意外と簡単におうちでもできましたよ。
大好きな味がいつでも味わえると思うと
顔がニンマリしてしまうのです。
熊本出身のわたしは
よく熊本に行ったときに
いきなり団子を食べました。
プロペラ機でものすごく揺れる、
あのイルカさんデザインのアマックスも
いきなり団子を食べられるならと
死を覚悟しつつ乗ったものです(笑)
母や父が故郷熊本へ帰って、
関東に戻ってくるときにも
必ずいきなり団子をお土産に
買ってきてもらいました。
この皮の薄さと少ししょっぱい感じ。
サツマイモのホクホクにこのあんこの甘さ。
コレコレ!という思いです。
しかし、わたしが作ったものは
まだまだですね。
少し塩気が足りなかったかな。
思い出の味になるように
また作りたいです。
いきなり団子には
紫芋のいきなり団子もあります。
実は個人的には紫芋の方が好きですが、
何事もまずは基本から、と言いますね。
あんこは市販のもので作りましたが、
自分で作ってもさぞおいしいだろう
と思います。
◆こばなし
いきなり団子を食べるとつくづく思い出す
山田舎で見たあの夏の夜空。
家に帰るときが来て
父の待つ車へ向かおうと
祖母の家の玄関を開けましたら、
そこには満天の星空が広がっていました。
埋め尽くさんばかりの
その天の川とも言える輝きに
思わず立ち止まるのです。
光が少ないこの場所だから見られる
特別な体験でした。
そして、いつも冷静な祖父が
わたしたちが帰ろうと車に乗り込むとき
初めて涙を流しました。
また会いに来るよ、と言う母の目にも涙。
わたしは今でもその風景が
写真のように頭に焼き付いています。
その後、祖父は体調を崩し入院し、
数年後には帰らぬ人となりました。
その間、何度かお見舞に行きました。
病室で桃が好きな祖父のために
祖母が切ったものを
優しく譲ってくれたものです。
大変おいしかった。
そんな思い出の詰まったいきなり団子を
じっくり噛み締めながら食べる今です。
ではまた。
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