初めての妊娠が妊娠初期で繋留流産になった話

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こんにちは、よこよこです。

タイトルにあります通り、実は今年2月初めに妊娠をしまして、
わー!と喜んでいたのも束の間、なんと10週目で流産確定してしまいました。

その時に、ネットで情報を見て助けられたことが多かったので、
私も何か力になればと書いてみようと思います。
※男性の方や、生々しい表現もありますのでキツイ方はお気をつけ下さい。

まず、初期流産の確定するまでとなります。



あれば2月でした。
深夜まで続く激務の仕事をしていた為、体のことを考えていなかった私は、
仕事を退職し、専業主婦としていつぶりかのお休みを取っていました。

予定日になっても生理が来ないのです。
しかし、私は慌てませんでした。

というのも、私は生理不順で決まった周期で来ることはほぼありませんでした。
生理の度に腹痛がひどく、一度痛すぎてうめき声をあげ、助けを求めたことも。
体型は痩せ型で、もっと太りなさい!と怒られるぐらいでした。
体質のせいなのかなかなか太れず、そのせいで冷えも起こり、
赤ちゃんが出来ないのかなーと考えていました。 

そのため、今回もズレているんだろうな…と思っていたのですが、
いつまで経っても来ない。

んん??もしかしてこれは…

そう思い、検査薬でチェックをしてみたら…なんと妊娠していたんです!!
しかし、あまり濃くはありませんでした。
あれ…こんなに薄いものなのかなぁ。
そう思い、ネットを調べてもみんなクッキリ写っていて、ちょっと嫌な予感はしました。

そんな思いを振り払うように、私は産婦人科に行きチェックをしてもらいました。
なんといっても初めての妊娠!嬉しいです!

●1回目(4週目)

先生からのコメント
・妊娠の入りとしては大変理想的である
・大きさは個人差があるから、これからがきになる所
・流産は15%の妊婦さんに起こること(自然なこと) 

そうか…まだわからないんだな。また2週間後だ。
その間まで、この子を信じて食事も気をつけよう。
でも嬉しいな。いつも通るこの川をこの子と一緒に歩く日が来るなんて!


●2回目(6週目 胎嚢2センチ 赤ちゃんまだいない)

先生からのコメント
・うーん、ちょっと小さい
・まだわからないよ。でももしかしたら…

嫌な予感がしてきた。こう、思い過ごしとかではなく何か嫌な予感が。
その間も不安でネットで調べた。みんな大きくなっている。
私の子は、明らかに小さかった。
そして、つわりもほぼ無かった。
また2週間後に来院することになり、お腹をさすりながら歩いて帰った。
一緒にがんばるぞー!と声をかけて。

●3回目(8週目 胎嚢2.7センチ 赤ちゃんぽいのが見えるが小さすぎる) 
先生からのコメント
・この大きさは小さいですね。そして赤ちゃんがほぼ成長していない。
・当然心拍もないですね
・また再来週見てみますが、もしかしたらその前に出てきてしまうかもしれません。

そんな深刻な顔しないでくださいよ!まだわからないですよ!!
なんて言えるわけがなかった。私は一人でトボトボ歩いて帰った。
病院まで徒歩15分ほどで行けるので近いから。
そこは桜が満開になろうとしている川だった。

その後、血の塊がボトボト出てきて、これが赤ちゃん?と思うものがあった。
手が自然に震えた。震える手で、トイレの底に沈んだ血の塊を拾う。
白い何かがくっついていたからてっきり赤ちゃんかと思ったが、
病院に持って行ったら赤ちゃんの周りに付いているものだった。
赤ちゃんはまだお腹にいた。
お腹にまだいたいのかな…。

●4回目(10週目 胎嚢3センチ 赤ちゃんぽいのはいるが心拍なし)
先生からのコメント
・残念ですが、今回は流産ということになります。
・流産後の選択ですが、自然流産かそうは手術になります。
 ◯日にご主人と来ることは出来ますか?説明をしたいので…

流産という言葉が私の心臓をこれでもかというほど抉る。
血でも出てるんじゃない?というぐらい心臓が痛かった。
頭が真っ白になり、ボーッとする。

その病院では、 自然流産を待つ時間が精神的に辛いことと、
早めに取り出したほうが子宮の回復も早いということを鑑み、
そうは手術を薦めてくれた。

私は一人トボトボ歩いて帰った。
そこは桜が満開の川だった。桜の花びらが私の目の前でハラハラ落ちていった。
そこで、痰を切ったように涙が出てきた、現実なんだと認識し始めた。
止まれ!そう思っても涙は一行に止まらなかった。

幸い平日の昼時、 人とすれ違うことは少なかったが、
公園で楽しそうに遊んでいる親子を見て、また泣けた。
もしかしたら、あの人もやっと授かった子かもしれない…
そう思おうとしても、その時は本当に恨めしい気持ちになってしまった。 

その日、私は母に伝えた。
母は元気づけてくれたが、その度に泣いた。
「また来てくれる、大丈夫!まだまだチャンスはある。元気だしてね」
嗚咽ばかりで会話にもなりゃしなかったけど、母は静かに待ってくれていた。

そして、主人に報告した。
主人に話す前に散々泣いたから、もう出ないだろうと思った。
でも、案の定主人の顔を見た瞬間にボロボロ泣いた。
誰のせいでもない。今回はただ赤ちゃんが弱かっただけだ。
そう言ってくれたし、体のことも気遣ってくれた。
なのにわからない。私はまるで自分のせいとでも言わんが如く謝っていた。

そりゃそうだ。謝ることしか出来ないから。
あなたの子を失くしてしまったこと、この子を育てられなかったことに対して。

その数日後、私と主人は手術の説明と日程を聞きに行った。
手術は4月11日。1泊2日のお泊り手術だった。

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